娘が、友達とスケートに行った時の話です。

その時に借りたスケート靴が少し小さかったようで、帰ってきてから
「つま先が痛い!!」とずっと言っていました。
しばらくすると、足の親指の皮の一部が厚くなっていて、タコのようなものができていました。

娘は気になる。
ずっとタコを見ている。
かさぶたを見るとすぐに剥がしてしまうし、唇がカサカサしていると、すぐに皮をむいてしまう娘。気になってしょうがないようです。

そして、夫に聞いた。

ねえ。タコって、皮は取れるの?


タコは海にいるからさ。川では捕れないんだよ!


はじめ、何を言ってるんだろう?と意味がわからなかったのですが、後で家族みんなが大爆笑でした。
「皮と川」の勘違いですね…。

タコが海にいるなんて、わざわざ聞かなくても知っているし!


夫は、非常にマイペース。そして、時々トンチンカンなことを言います。
娘は、その鈍感さにイラっとくることも多いようですが、夫ののんびりした性格で救われている部分も多いのです。
時々私がヒステリーを起こすことがあっても、娘がギャーギャー騒いでも、気にしないでいられる鈍感力…。大切ですね。
これで、夫が神経質な人間だったら、我が家はずっとピリピリした雰囲気になっていたことでしょう。

こんなこともありました。
今日は洗濯物がたくさんあるけど、乾くかな…と思った時に、新聞を読んでいた夫に聞いてみました。
「今日は天気いいかな?」
「今日の天気は、ええっと…」
じーっとカレンダーを見つめる。

カレンダーに天気が書いてあるの??


はははは。なんでカレンダー見てるんだろ!


新聞の天気欄見ればいいじゃん!



さらに、こんなこともありました。息子が理科の宿題をやっていた時…

ねえ!パパ。クモって、ハ虫類?


そう。ハ虫類だよ。


クモって、ヘビの仲間??


ごめん。適当に答えてた。なんか変だなぁって思ったんだよ。


Wikipediaによると、『節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属する動物の総称である。』
昆虫は、体が3つに分かれていて足が6本なのに対し、蜘蛛は体が2つに分かれ、足が8本あります。昆虫というよりは、動物なんですね。
虫嫌いな息子にとっては、そんなことはどうでもよいお話なんですが…。

息子は、娘とは正反対で鈍感です。
たまに、父親譲りのトンチンカンなことを言ったりします。

この前、テレビのニュースで、テニスの大坂なおみ選手の試合結果を放送していました。
その日は、会場に大坂選手のお母様も観戦に来ていました。
大坂選手は、お母様によく似ていらっしゃいますよね!
お母様が映っているのを見て、息子がひとこと。

今日は、お母さんと対戦するの??


そんなわけないじゃん!(怒)