もの作り

「食物アレルギー」キーホルダーをミンネ で販売中!

「感覚過敏缶バッジ」に続き、「食物アレルギーキーホルダー」を作成しました。
minne(ミンネ)の「でこぼこ商店」で以下の3種類を販売中。

たまごアレルギー
小麦アレルギー
牛乳アレルギー

1個 450円(送料別)です。

感覚過敏缶バッジもミンネで販売しています。

我が家の娘・ナッツは、感覚過敏で苦手なものが多いです。
そういった苦手なことや、知っておいて欲しいことを周囲に伝えることができたらいいな…という思いから、グッズ作りをしています。

今回、食物アレルギーキーホルダーを作成してみたのですが、あらためて調べてみたところ、アレルギーを引き起こす食べ物はなんと多いことか!ということを、今さらながら知りました。
キーホルダーを作っているにも関わらず、知識が伴っていないのは本当に恥ずかしい話です。

そんな時、息子が小学校から、チラシをもらってきました。
市の教育委員会が主催する「食物アレルギー講演会」の案内です。
県立こども病院のアレルギー科の先生による講演と、エピペンを使用した緊急時対応演習があると書かれています。
これは行かねば!ということで、さっそく、講演会に参加してきました!
講演会で学んだことや、キーホルダーが完成するまでのお話をしてみたいと思います。

 

大切なのは、知識を持つこと

特に心に残ったのは、平成24年に東京都調布市で発生した、給食における死亡事故のお話です。
乳アレルギーがあった小学5年生のお子さんが、誤ってチーズが入ったチヂミを食べてしまったために、アナフィラキーショックを発症して亡くなってしまったという事故です。
給食後に「気分が悪い」と体調不良を訴えてから、亡くなるまでの時間はわずか15分でした。
そのお子さんはエピペンを携帯していましたが、使われることはありませんでした。
いろいろなミスや不運が重なって起こってしまった事故ですが、15分という時間で、いったいどう対応すればよかったのだろう?と、考えさせられます。

そして、そのお話を聞いた後で、エピペンを使用したロールプレイが行われました。
エピペンの存在は知っていましたが、目にしたのは初めてです。
実際にどういうもので、どういう状況時に使用すべきか、使い方やどこに打てばいいのかということを学ぶことができました。

子どもが食物アレルギーを発症してしまったら…

とにかく、落ち着くことが大切
そして、できるだけ人を集める。
救急車を呼んだり、保護者に連絡を取ったり、AEDを持ってくるということを分担して行う。(学校の場合は、校長先生が指揮を取るのがいい)
連続して咳き込んだり、ぐったりしていたり、下痢や嘔吐を繰り返す場合は、絶対にエピペンを打つ!(症状を見て迷うなら、打った方がいいとのこと)

実際にアレルギー反応を起こした子を目の前にしたら、自分の方がパニックになってしまいそうです。
でも、こういった演習を見たことがあれば、何も知識がないよりも、はるかに行動を起こすとができるはずです。

講演後、会場にいる方からの質問を受け付ける時間がありました。
質問をされたのは、みんな、自分のお子さんに食物アレルギーがあるお母さんでした。
『大人になっても、ずっと食べれないままなのか?』
『保育園で食べたものでアレルギーを起こした。何が原因だったのかよくわからず、今後もまたそういうことが起こるかもしれない。もしもの時に備えて、エピペンを処方してもらった方がいいのか?』など。

お母さん達の、お子さんを心配する思いや不安が伝わってきました。
常にお子さんと一緒にいられるわけでもありません。保育園や幼稚園、学校にいる間などは、周囲の理解と協力が不可欠です。

娘ナッツの感覚過敏もそうですが、健常な方からすると、「ワガママなんじゃないの?」と思われることもありますよね。
食物アレルギーも「好き嫌いをしているんじゃないか?」とか。
そういう誤解が、本人にも、家族にとっても一番悲しい。
アレルギーのあるものを食べてしまうとどうなるのかということを、もっとたくさんの人が知識を深めてほしいと思いました。

そして、先生がおっしゃるには、世の中には食物アレルギーに関する情報が溢れていますが、中には間違った情報もけっこうあるとのこと。
インターネットで調べたことが全て正しいというわけではないのですよね。
もし調べるのであれば、正しい情報を掲載しているこちらのサイトがオススメです。と教えてくださいました。

アレルギーポータル

食物アレルギーだけでなく、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症など、いろいろなアレルギーに関する情報が掲載されています。
災害時など、もしものときにどうすればよいか?や、医療機関情報や書籍情報なども紹介されています。

自分自身や家族にアレルギーがないからといって、無関係というのではなく、関心を持つというのは大切なことですね!

我が家の子ども達の事情
我が家の娘ナッツは、「そば」を食べられません。
食べると、気持ちが悪くなると言います。
それって、アレルギーということでは?と思うのですが…。
ナッツが言うには

ナッツ
ナッツ
すごく美味しそうに見えるから、食べたいんだよ!

しかし、試しにちょっと食べさせてみると「やっぱり気持ち悪い」と、結局食べることができません。
ナッツの体は、そばを受け付けないということなのでしょうか…。

体調が悪い時に卵を食べると、じんましんが出ることもあるナッツですが、それ以外は特に食物アレルギーはありません。
しかし、かなり偏食ではあります。
好きなものはいくらでも食べるけれど、嫌だと思うものはいっさい口にしません。

母としては、栄養のバランスも考えて、野菜をもう少し食べて欲しいとか、あれこれ工夫して食事を作っていたこともありました。
でも、食事は毎日のこと。
せっかく手間暇かけて、一生懸命作ったのに、なんで食べてくれないんだ!と、食事を作ることがストレスになってしまいました。
同じものしか食べようとしないのは、仕方ない。せめて、食べられるものの中で偏らないように気をつけるくらいにして、もう頑張るのはやめました。

ナッツの場合は嗜好の問題ですが、食物アレルギーがあるとなると、命に関わってくることもありますから、お母さんの苦労は並大抵なものではないはず…。

でも、今回の講演会を聞いて、食物アレルギーは改善していくということも知りました。
特に大豆、卵、牛乳、小麦は、幼少期にアレルギーがあっても、成長とともに食べられるようになることも多いようです。
そして、「アレルギーのある食品をあえて食することで免疫を作っていく」という治療法もあるのですね。もちろん、病院でのきちんとした管理の元で行われるものです。
子どもの頃に食べられないからといって、一生食べられないということではないと、先生はおっしゃっていました。

さて、最後に。
キーホルダーを作った時に、ちょっとした試行錯誤がありました。

小さいお子さんでも安全に身につけられるように、バッジよりキーホルダーにしてみようと考えました。
缶バッジは針がついているので、ちょっと心配があります。

アクリルキーホルダーを候補に考えつつ、製造メーカーを調べていたところ、ウッドキーホルダーというものを見つけたのです。
アクリルキーホルダーの木製版といった感じですね。
厚さ5ミリほどの木に印刷し、デザインに合わせてカットするキーホルダーです。
アクリルよりも温かみがあるし、かわいい感じがします。
何箇所か検討した結果、MDFという繊維材ではなく、国産のひのきを使用しているところに注文してみることにしました。

そして、商品到着。
おお!やっぱり、木はいいね~!!と、気持ちが盛り上がったのも束の間…。
小さな傷(凹み)があるものを発見!
うーん。返品なり交換してもらうべきか…。
しかし、1個ばかり交換してもらうのも面倒だな…。
木という材質上、やはり傷がついてしまうというのは仕方がないのかもしれませんが…。
バックなどにつけて歩いていて、すぐに傷だらけになってしまったら悲しい。

うさ母
うさ母
ちーん。

キーホルダーとともに、自分も凹みました…。

しかし、「表面にレジンを塗ってみたらどうだろう?」と思い立ったのです。
凹みがあったキーホルダーは販売できないので、それに試しにレジンを塗ってみることにしました。

しかし、レジンはほぼ初心者状態の私。うーん。うまくいかない。
表面がきれいにならないんですよね。
硬化した後触ってみると、ベタベタした感じがして、うっすら指紋までついてしまいました…。
硬化時間が足りないのかな?と、長めにライトを当ててみても、ベタ付きは残っています。

ネットで調べてみると、「質の良いレジン液を使えば、ベタつかない」とのこと。
うちにあるレジン液は、UVライトを購入した時におまけでついていたものなので、あまり質が良くなかったということか…。

そこで、おすすめされていた「清原」のレジンを購入してみることにしました。

 

レジンに挑戦!

「清原レジン液」を購入。
やはり、いいものは違う!!
硬化した後のベタつきがなく、ツルツルに仕上がって感動しました。

しかし、キーホルダーの表面全体を綺麗にコーティングするという作業は、なんて難しいのでしょう!
アクセサリーのように、パーツを加えたりせず、ひたすら綺麗な表面を作らなければならないのです。

気泡を全て消したつもりなのに、硬化してみたら小さなプツプツができていたり…。
何度か重ねて硬化し、ほぼ1日がかりで全てのキーホルダー達を完成させたのでした。

出来上がり、こんな感じ!

大きな気泡があったり、表面がデコボコしているということはありませんが、もう、どうしてもわずかに小さなプツプツが残ってしまったものがあります。
ハンドメイド品ということで、ご承知していただけたら幸いです。

ひのきの良い香りがして、木目もきれいです。
「木」というものは本来柔らかいものなので、使用しているうちに多少傷がついていってしまうのは、仕方がないのかもしれませんが…。
他の素材も検討しながら、この3種類以外のアレルギー食品のものも増やしていきたいと思います。

ぜひ、見ていただけると嬉しいです♪( ´▽`)

minne(ミンネ) 「でこぼこ商店