京都に行こう

子連れで楽しむ京都旅行 おすすめのお寺

京都で訪れたい場所と言えば、やはりお寺や神社です。
そこで、私の勝手にランキング(ベスト5)をご紹介
今まで観光してきた中で、私が本当に大好きな、おすすめのお寺です。
どこに行こうかな?と迷うことがあったら、参考にしてもらえると嬉しいです。

  1. 東寺
  2. 大徳寺高徳院
  3. 圓光寺
  4. 祇王寺
  5. 地蔵院

 

東寺(とうじ)

東寺といえば、五重の塔。まさに京都のシンボル的存在ですね。
東寺の五重塔が目に入った瞬間、「ああ!京都に来たんだ~!」という実感が湧いてきます。
そして、もう一つの魅力が、仏像です!
スケールが半端ない!
初めて訪れた時、仏像のあまりの迫力に圧倒されてしまいました。
私の中では、京都と言ったらまず東寺なのではないか!という勝手な熱い想いがあるのです。

五重の塔は、京都のシンボルです

空海が一番力を注いだと言われる講堂には、大日如来を中心とした二十一尊の仏像が並び、立体曼荼羅の世界が表現されています。
21体のうち15体は平安時代に造像されたもので、国宝に指定されています。
千年以上の時を超えて現代まで守られてきているのは、本当にすごい…。

そして、金堂には、本尊である「薬師如来座像」を中心に、向かって右に「日光菩薩」、左に「月光菩薩」が安置されています。三尊とも、見上げるほどのかなりのスケールです。
その前に立つと、自分の存在の小ささを感じずにはいられません…。

仏像を勉強してから拝観すれば、空海が表現しようとした世界をもっと感じることができたのかな…と思いますが、でも、ただもうその迫力、存在、歴史の重みを感じるだけで充分なのかもしれません。

五重塔は、普段は入ることができませんが、年に数回行われる特別拝観の際には、初層内部が公開されます。
五重塔は五階建てになっているわけではなく、内部が吹き抜けになっていて、中心にある心柱が最上部まで貫通しています。この構造が、耐震性を高める役割を担っているですね。
仏像が安置されている須弥壇の下の一部が開いていて、心柱が礎石の上に乗っているのを確認することができます。
この心柱を大日如来と見立て、須弥壇には心柱を中心に四方に4体の如来像と8体の脇待が安置されています。
柱を大日如来に見立てるという発想が斬新で、スケールが大きい…。

瓢箪池では、カメが甲羅干しをしていました

毎月21日(弘法大師の月命日)には、境内で弘法市が開かれ、たくさんの露店が並びます。
残念ながら私はまだ行ったことがないのですが、毎月第1日曜日に開催されている「ガラクタ市」を見ることができました。
骨董品を始め、食器やおもちゃなどいろんなものが境内中に並んでいて(まさにガラクタ市)、見ているだけで楽しい。
ちなみに子ども達はそれぞれ、マグネットの着せ替え人形セットとミニカーを買いました。
ごく普通のおもちゃなんですが…。旅の思い出の品です。

東寺は、観光バスが訪れるスポットではありますが、境内が広いせいか、それほど混雑する印象はありません。
駐車場も広くて停めやすい。東寺駅からも近く、電車を利用できるのも便利です。

真言宗総本山 東寺(教王護国寺)
京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325
拝観時間:金堂、講堂は、午前8時~午後5時(午後4時30分 受付終了)

 

大徳寺 高桐院(だいとくじ こうとういん)

表門をくぐると、受付まで50mほど石畳の参道が続いています。
参道のまわりは苔で覆われ、竹林と楓に囲まれた空間は、思わず息を飲むほどの美しさです。
丁寧に手入れされ、計算されつくした完璧な美しさが広がっています。

受付から本堂へ上がって縁側の方へ進んで行くと、目の前に庭園が現れます。
苔むした庭園は、作りこまれた感はなく、竹と楓、一基の石灯篭だけで構成されていて、すごくシンプルです。
シンプルがゆえに、季節の移ろいや、自然が織り成す美しさを感じられるような気がします。
JR東海の「そうだ 京都、行こう」の撮影地にもなっていますね。

大徳寺は千利休にゆかりのある寺院です。
秀吉の怒りを招き、利休切腹のきっかけとなった三門があります。
三門改修の際、利休の寄進に感謝した大徳寺は、利休の木像を三門2階部分に安置しました。しかし、門を通る際に利休の下をくぐることになるため、天皇や秀吉に対する不敬だということで、秀吉の怒りを買うことになったのです。

余談になりますが、私は、千利休が茶人であったこと以外に、その詳しい生涯を知りませんでした。
山本兼一さんの「利休にたずねよ」を読んだ時、利休の最期は切腹によるものだったということを知って、かなりの衝撃を受けました。
大人になってから、仕事や育児の忙しさを言い訳に読書から遠ざかっていた私ですが、「利休にたずねよ」は、再び読書の面白さを教えてくれた一冊です。
歴史的背景を学んでから大徳寺を訪れると、いっそう感慨深いものがあるかもしれません。

 

大徳寺境内の敷地は広大で、20以上の塔頭があります。(その中で常時拝観できるのは、龍源院、瑞峰院、大仙院、高桐院)
高桐院には、千利休宅を移築した書院や、利休七哲の一人に数えられる細川忠興とその妻ガラシャの墓塔があります。
その墓塔や本堂西側にある庭園は、据置のスリッパに履き替えて散策することができます。

西側の庭園も美しい!

私達は、ゴールデンウィークと11月の2回、高桐院を訪れました。
5月は苔と新緑の美しさ、秋は、散紅葉で覆われた参道や庭園に感動しました。
冬はきっと、雪化粧をした白一面の世界が、また感動的な美しさなんだろうな…。
高桐院には『気品がある美しさ』を感じます。

大徳寺 高桐院
北区紫野大徳寺73-1
TEL:075-492-0068
拝観時間:9時~16時30分(受付16時まで)
※H29年6月7日~H31年3月31日迄拝観休止(高桐院本堂屋根瓦葺替え並びに耐震補強工事につき)



圓光寺(えんこうじ)

慶長6年(1601年)、徳川家康が国内教学の発展を図るため、京都伏見に建立した学問所が起源となっているお寺です。寛文7年(1667年)に現在の一乗寺に移りました。
一乗寺エリアには、詩仙堂や曼殊院門跡があり、その間に位置する圓光寺は、知る人ぞ知る紅葉の名所でもあります。
もちろん紅葉の時期だけでなく、新緑の季節も言葉では言い表せない美しさがあります!
私の下手な写真では伝わらないと思うので、ぜひ圓光寺さんのホームページをぜひご覧ください。

圓光寺の魅力は、なんと言っても「庭園」です!
本堂前に広がる池泉回遊式の庭園は、「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)と呼ばれ、江戸時代に作庭されたと伝えられています。縁側には赤い絨毯が敷かれ、そこから庭園を楽しむことができます。
さらに、縁側から少し後方に下がって離れて見ると、本堂の柱が額縁のようになり、額縁庭園として観賞することができます。

庭園は歩いて散策するのもおすすめで、南側には洛北最古の泉水と言われる栖龍池があったり、円山応挙が「雨竹風竹図」として描き残したという竹林があります。

本堂の入口前には水琴窟があり、美しい水の音を聞くことができます。
水琴窟は、地中の空洞に水滴の音を響かせ、その音を楽しむというものです。
縁が広い盃型の手水鉢を用いた水琴窟は珍しいそうです。その手水鉢には季節ごとに花や紅葉が美しく生けられていて、目でも耳でも癒されるスポットです。

水琴窟 美しい水の音が聞こえます

紅葉のシーズンは、完全予約制で特別早朝拝観があり、7時半から拝観することができました。
次第に朝日が差し込んできて、光にあたって輝く紅葉は、本当に美しかったです!
圓光寺周辺は道が狭く、大型観光バスが訪れるような場所ではないため、静かに拝観することができる穴場のスポットだと思います。

圓光寺
京都市左京区一乗寺小谷町13番地
TEL:075-781-8025
拝観時間:午前9時~午後5時

 

祇王寺(ぎおうじ)

祇王寺の魅力は、なんといっても美しい苔です!
苔が大好きなコケパパはもちろんのこと、家族全員が「苔、すごい!綺麗すぎる!」と大興奮して感動しました。
私達が訪れたのは、もう少しで閉門になる夕暮れ時。庵に灯った明かりが幻想的な雰囲気をかもしだしていました。

パンプレットに「竹と楓に囲まれたささやかな草庵である」とあるように、嵯峨野の奥にひっそりとたたずんでいます。
祇王寺は、平家物語に登場する”悲恋の尼寺”としても知られています。
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の心変わりによって都を追われるように去り、母と妹とともに出家、余生を過ごした寺と伝えられています。
仏殿内には、鎌倉時代の作といわれる清盛、祇王、妹・祇女、母・刀自らの木像が安置されています。

祇王寺にはどこか寂しげな雰囲気が漂っているのは、夕暮れ時で、人がまばらだったせいなのか…。でも、それだけではない空気が、そこには感じられるような気がします。

祇王寺は、時代とともに荒廃していき、明治になって大覚寺の塔頭として再建されました。
かやぶき屋根の草庵は、琵琶湖疏水事業を進めたことでも有名な元京都府知事・北垣国道(きたがきくにみち)の別荘を移したものだそうです。

「そうだ 京都、行こう。」のサイト内にある、スタッフさんのブログの中に、祇王寺に関する記事「祇王寺で、苔について聞きました」を見つけました。
祇王寺の方のお話によると、「2017年10月の台風で、境内の木々やお隣の杉林が被害を受けてしまい、以前は木漏れ日と緑が美しい庭だったのですが、ずいぶん日が差し込むようになってしまいました…」とありました。
長年、日光が直接当たることがなかったため、日光に弱い苔は茶色になってしまった…とのこと。確かに、祇王寺の庭は木々に囲まれていて、もののけ姫の『こだま』が現れそうな雰囲気でした。
現在は、日光よけの樹木を植えようというお話が進んでいるようです。
また苔たちが元気になって、いつまでもあの美しさが続いていくことを、心から願わずにいられません。

祇王寺
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
TEL:075-861-3574
観時間:午前9時~午後5時(受付終了午後4時30分)

 

地蔵院(じぞういん)

地蔵院の魅力は、なんといっても「竹」です。
境内が広く竹林に囲まれていることから『竹の寺』とも称されています。
「一休さん」でなじみの深い一休禅師が、幼少の頃に修養の場としていた寺としても知られます。

地蔵院のホームページに「360°の緑と仏様の慈悲と竹の精気に包まれるパワースポットです」とありますが、まさにその通りで、苔・竹・もみじの緑の世界がとにかく美しい。
竹林が天高くそびえ立っているので、すっぽりと静寂な世界に包み込まれているような感覚になります。
秋は、もみじの紅葉と竹林の緑とのコントラストがとても綺麗です。

方丈の庭園は、築山や池などを築かない、平庭形式の枯山水庭園です。30個ほどの石が据えられていますが、羅漢(悟りを開いた修行者)が立ち並ぶ姿を象徴させるような据え方となっていることから、「十六羅漢(らかん)の庭」と呼ばれています。
また、方丈では細川護煕元首相相筆の襖絵を鑑賞することができます(期間限定の公開となります)。
縁側に座って庭を眺めていると、本当に心が落ち着きます。

地蔵院は、住宅街の一番奥にひっそりとたたずんでいます。
周辺の道路が本当に狭く、初めて訪れた時には「いったいどこにあるんだ?」とさまよってしました。
大型バスが訪れる場所ではないので、静かに観光できる癒しの空間です。

地蔵院で、子ども達にお守りを買いました。「だるまもり」です。
ころんとした形が可愛くて、子供達にとっては、お守りというよりは、マスコットやぬいぐるみ的な感覚のようです。
我が家のぬいぐるみ達のグループの一員になっております。大切に側に置いているということで…。許していただきたい。

だるまもり♪

地蔵院
京都府京都市西京区山田北ノ町23
TEL:075-381-3417
参拝時間:9時~16時30分(最終入山16時15分)

今回紹介したお寺以外にも、素敵なところはたくさんあります!
また、少しずつ紹介していきたいと思います。