minneやcreemaでハンドメイドの作品を見ていると、本当にクオリティーが高くて素敵な作品がたくさんあります。
自分も何か作ってみたいな〜。なんて気持ちにもなりますが、そこまで手先が器用じゃないのが悲しいところ…。
でも、そんな方に、オススメのサイトがあります。
自分のデザインの画像をアップロードするだけで、Tシャツやバッグ、マグカップなどのオリジナル商品が作れてしまうんです。
受注・発送なども全てお任せ。注文を受けてから製造されるため、在庫を抱える心配もありません。
昼の情報バラエティー番組を観ていたときに、『自分でデザインしたTシャツを販売する』というコーナーがありました。
画像をアップロードするだけで、簡単にTシャツを作って販売することができるといいます。
「これ、やってみたい!」娘、ナッツの目が輝きました。
絵を描くことが好きなナッツ。
中学に入学してまもなく、不登校になりました。
家にずっと居るので、暇なんですよね。
イラストレーターとクリスタを覚えて、少しずつ絵が描けるようになってきた頃でもありました。
とにかくネガティブになりがちな娘…。どんなことでもいいから、自分の好きなことや自信を持てることを見つけていけたらいいな。
やってみよう!Tシャツ作り。
しかし、テレビの放送で見た方が、どのサイトを使っていたのか覚えていません…。
検索してあれこれ調べた結果、「SUZURI」と「ピクシブファクトリー」にたどり着いたのです。
どちらも、自分のデザインを商品化できるサイトです。
共通していることは
- 自分で作ったイラストや写真をアップロードすると、その画像を配置したグッズを、1個から作成することができる。
- 注文が入ってから製造・発送されるため、在庫を抱える心配がない。
- 売値は、商品の原価に、自分で得たい分を上乗せして設定することができる。
- 自分で作った商品は、自分で購入することも可能。
作成できる商品はそれぞれ異なりますが、Tシャツ、トートバッグ、スマホケース、マグカップ、キーホルダー、缶バッジなど、様々なアイテムがあります。
SUZURIとは
GMOペポパ株式会社によるサービス。
GMOペポパは、ハンドメイドマーケット「minne」や、ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」も運営しています。
キャラクターの「忍者スリスリくん」を使ったかわいらしいサイトデザインで、親しみやすさを感じます。
ナッツは、SUZURIで始めてみることにしました。
細かい手順は簡略化しますが、順序としては、
- アプリをダウンロード
- 会員登録
- 画像をアップロード
- 商品を選んで、画像の大きさや配置を調整
- 金額を設定
- 「商品を販売する」ボタンを押せば、もう商品の販売開始です!
ちなみに、娘の商品はこちらからご覧いただけます。
実際のところ、売れたのか?
気になるのは、商品は売れたのか?ということですよね。
売れません!
ショップを開いてから、約1年が経過しますが、1個も売れていません!
SUZURIには、「ズッキュン」という機能があります。「いいね!」みたいなものですね。
その、ズッキュンマークさえほとんどつかない状況…。
商品がピックアップされてトップページに掲載されると、ズッキュンがたくさんついて、商品も売れるようです。
しかし、そうでない場合、たくさんある商品の中から見出され、さらに購入してもらえる確率は、やはり低いようです。
どうすればピックアップしてもらえるのか?ということを、SUZURI事務局に問い合わせた方の記事を見つけましたが、特に決まりはないようで、ランダムに選ばれるとのこと。
たくさん商品を出していれば目につく確率も高くなるので、せっせと商品をアップしていくしかないようですね。
プロの方の商品も多いです。一般人が戦うのは厳しいのかも…。
うーん。やはり現実はそんなに甘くないということか。
ピクシブファクトリーとは?
ピクシブファクトリーは、イラスト・漫画・小説投稿SNSサイト「pixiv(ピクシブ)」が運営している創作グッズサイト。
ピクシブファクトリーで作成したグッズは、BOOTH(ブース)で販売することができます。
ピクシブが運営しているだけあって、やはり商品のイラストのクオリティーが高いものが多い気がします。
ナッツとは別に、自分でも商品を作ってみたくなった私。
自分の下手な絵で挑戦するのはちょっと腰が引けてしまうけれど、勇気を出してチャレンジしてみることにしました!
感覚過敏で、苦手なものが多い娘のために。「苦手なものをお知らせする缶バッジ」を作成してみたのです。
BOOTH内の「でこぼこ商店」で販売しています。ぜひご覧ください!
こんな缶バッジです。(500円玉は大きさの見本)

ピクシブファクトリーを選んだ理由
- ピクシブファクトリーの缶バッジ用のテンプレートは、仕上がり線と、裏側に巻き込まれる範囲の線が引かれているので、仕上がりのイメージをつかみやすい。
- テンプレートがサイズごとに用意されているので、作りやすい。
- バッジのサイズも豊富。四角い形もあり。
もうひとつ、ピクシブファクトリー&ブースのよい点は、商品を作っても、一般に向けて販売しなくてもよいというところ。
「公開して販売」ボタンを押さなければ、販売開始にはなりません。自分で購入することは可能なので、自分専用の商品にすることができます。
オリジナル商品を作りたい時に、小ロットで作成してくれるところは意外と少なかったりします。あったとしても、かなり割高になってしまう…。
でも、ピクシブなら1個から作れてしまうんです!
もちろん、注文数が多い方が、割引率がUPしてお得にはなります。
そして…。
私がBOOTHで販売している缶バッジは…。
最初は全く売れませんでした。SUZURI同様、やはり世の中そう甘くはないのか…。
ですが、少しずつ購入していただけるようになってきました。
現在はminne(ミンネ )でも缶バッジを販売していて、ミンネに重点を移しつつありますが、引き続きBOOTHでも販売しています。よかったからのぞいてみてくださいね。