子育てと発達障害

すららの評判はいろいろだけど…。受講してみた率直な感想

「すららって、どうなんだろう?」と思っている方は、きっと多いのではないでしょうか?(実際に私がそうでした)
娘が受講してみて、親の立場で感じた素直な感想を書いてみたいと思います。
参考になることがあれば嬉しいです。

結論から言うと、

うさ母
うさ母
受講してよかった

 

娘は中学で不登校になりました。
欠席ばかりだったけれど、高校には行きたい。
しかし、受験できる学校なんてあるのだろうか?
親も子も、不安な日々…。

学校の先生に相談してみたところ、自宅から通えるところに、不登校の生徒を受け入れてくれて、専門科目が充実している学校があることを教えてもらいました。
そこなら、大好きな美術の勉強もできる。
目標ができてから、娘は頑張りました!
すららで、遅れていた勉強を取り戻し、無事に合格することができたのです。

3年間の不登校生活から高校入学まで、道のりは長くて、めちゃめちゃしんどかった…。
もちろん、すららだけで、すべての勉強面の問題が解決したわけではありません。
だけど、すららに支えられた部分は、とても大きいです。

すらら 公式ホームページ

 

娘の場合、見学に行った通信制高校で、中等部(中学生クラス)に入学すると、すららを無料で受講できるという制度があり、それを利用して受講しました。
普通に申込み→受講という形ではないので、参考にならない部分もあるかもしれません。

実は、娘(ナッツと呼ぶ)は、中学1年のときにスマイルゼミを受講していました。
息子(チッチと呼ぶ)は、小学1~3年まで、進研ゼミ(チャレンジタッチ)を受講していました。

うさ母
うさ母
結局、2人ともやめてしまった

その2つの講座と比較もしながら、すららの良いところ・ちょっと残念なところお話していきます。

良いところ

  1. 無学年式教材である。
  2. 自宅のパソコンやタブレットで学習できる。
  3. 自宅で、自分のペースで学習できる。
  4. 書くことが苦手でも大丈夫

 

1 無学年式教材である

他社の教材は、現学年の学習をするのが基本です。
(※スマイルゼミ中学講座だと、中学1年~現学年の学習内容を受講できます)

すららは

小学コース 小1~小6の範囲
小中コース 小学1年~中学3年の範囲
中高コース 中学1年~高校3年の範囲

の学習をすることができます。

わからないところは、前の学年に戻って学習することができるし、逆に、先の学習を進めることもできます

結局、わからなくてつまずいてしまうから、やる気がなくなってしまう。
『わからない』をすぐに解決できるのが、無学年式のいいところです。

2 自宅のパソコンやタブレットで学習できる

チャレンジタッチとスマイルゼミは、専用のタブレットが必要です。
チャレンジタッチは、6か月以上受講すればタブレットが無料になりますが、スマイルゼミは、入会時に10,978円(税込)で購入しなければなりません。

すららなら、自宅にあるパソコンやタブレットで受講することが可能
普段使い慣れている機器を使えるから、子どもも安心して始めることができますよね。

※推奨動作環境がありますので、ご自宅の機器が対応しているか、事前によくご確認ください。

確認はこちらから

やはり、今あるものを生かせるのはメリットです。
我が家では、使われなくなったタブレット2台が、押し入れに眠っています。

うさ母
うさ母
もったいない…。

3 自宅で、自分のペースで学習できる

不登校で引きこもり状態だったナッツが、一番嫌なこと。それは…

外に出ること

だから、塾に通うなんて、まず無理でした。
「安心な家」が、一番勉強しやすい環境だったんですね。

学校だと、みんな同じ授業を受けて、同じペースで進まないといけない。
全員が同じ理解度ではないのに…。
周りに合わせないくていいし、焦らなくていい。
自分のペースで勉強できるから、集中しやすくなります。
それぞれの単元が、レクチャー→ドリルと進んでいきますが、どちらも長すぎないので、集中力も途切れにくいです。

4 書くことが苦手でも大丈夫

すららは、パソコン、タブレットでの受講です。
問題を解く時には、答えを選択肢の中から選んだり、入力したりします。
実際に書くことも大切なので、「この文をノートに3回ずつ書きましょう」というのもありました。

チャレンジタッチやスマイルゼミは、タッチペンで、タブレットに答えを記入します。
機械が文字を認識できるって、すごいですよね。
しかし…

ナッツも、チッチも、字を書くことがとても苦手です。
チッチは、枠の中におさめるのも難しい。
チャレンジタッチで漢字の練習をしていた時、何度書いても×になってしまう。
合っているのにバランスが悪いから、正しい文字として認識してもらえない。
何度チャレンジしても、「×」

チッチ
チッチ
もうやだ!やらない!間違えてないのに!

なんて声をかけていいのかわからず、切なくなりました。
それ以降、チッチは漢字問題はいっさいやりませんでした。

書くのが苦手な子ども達ですが、タイピングは得意です。
なぜなら、いつもパソコンでゲームをやっているから。
だから、タッチペンで書く教材よりも、キーボードで入力する「すらら」の方がすんなり入っていけたのかもしれません。

残念なところ

  1. アニメーションのクオリティがちょっと低い(のでは?)
  2. キーボード操作に慣れていないと、解答に時間がかかる

 

1 アニメーションのクオリティが低い?

Nintendo Switchやスマホのゲームなど、グラフィックがとてもきれいで、クオリティが高いですよね。
チャレンジタッチも、子どもが夢中になれるようなキャラクター、ゲームなどのコンテンツが充実しています。
鬼滅の刃とコラボしている漢字ドリルもあって、本当に感心してしまう。
そういうものを見慣れているせいか、すららのキャラクターはどうも、「古い感じ」を受けてしまいます。令和感はない…。

ナッツが勉強していた中学英語では、右下に女の子が座っていて、その上の方に博士のような先生(先生のような博士?)が立っています。
その博士がレクチャー・進行してくれます。
問題を解いて正解すると、ピロリロリーンという音楽が鳴り、博士が飛び上がって喜んでくれるのですが…。

ナッツ
ナッツ
動き、ヤバい。足の向きが変

すららでは、目標設定ができます。
「○日までに○のユニットを終わらせる」というような感じで、目標を達成できると、ご褒美のアイテムやキャラクターをゲットできるのです。
しかし、このアイテムやキャラクターがまた…。なんとも…。
かわいいのもあるけれど、なかには、「子どもは喜ばないのでは?」という、びっくりするようなものが出てきます(゚д゚lll)
逆にナッツは、次はどんな(すごい)ものが出るだろうと、張り切って目標を立てていましたけど…。

しかし、発想を変えると、
「勉強に集中できる」ということなのかもしれない…。

チャレンジタッチでは、チッチはゲームの方に夢中になって、勉強の講座は後回しになっていました。
魅力的な付録やコンテンツなど、子どものやる気を引き出す工夫はすごいと思います。
でも、シンプルに勉強の内容に力を入れているところがいいのかな…と。
(失礼ではありますが)適度に力が抜けているアニメーションだからこそ、勉強に集中できるのかもしれないです。

2 キーボード操作に慣れていないと、解答に時間がかかる

答えを入力するので、慣れないうちは、時間がかかるかもしれません。

しかし、考えを変えれば、入力の練習になります。
チッチの小学校では、今年度からタブレットが導入されました。
高学年から順番に、1人1台の配布が始まっていて、さっそくチッチも授業で使っています。
パソコンを使ったプログラミングの授業もあるので、家庭で使い慣れていると、学校の授業でもきっと役に立つはずです。
勉強をしながら、タイピングの練習もできる!と考えると、それほど欠点ではないのかもしれません。

すららは高い?

ネットで検索すると、「すららは高い」という言葉を目にします。
そこで、すららの受講料を、進研ゼミやスマイルゼミと比較してみました。
(コースや支払い方法によって差があるので、一概に高い・安いの判断をするのは難しいです。)

▼12か月一括払いの場合 ひと月あたりの受講料(税込)
※進研ゼミ、スマイルゼミとも、タブレットを利用するコース

学年 進研ゼミ スマイルゼミ 学習内容(教科)
小1 2,980円 3,278円 国・算・英
小2 3,180円 3,520円 国・算・英
小3 3,740円 4,180円 国・算・英・理・社
小4 4,430円 4,840円 国・算・英・理・社
小5 5,320円 5,720円 国・算・英・理・社
小6 5,730円 6,270円 国・算・英・理・社
中1 6,570円 7,480円 9教科
中2 6,110円 8,580円 9教科
中3 6,890円 10,340円 9教科

*中学の9教科:英数国理社+音楽・美術・保健体育・技術・家庭
*進研ゼミ、スマイルゼミとも 入会金はなし

▼すらら 4か月継続コースの場合 ひと月あたりの受講料(税込)

コース 教科 受講料 学習範囲
小学コース 4教科(国・数・理・社) 8,228円 小1~小6
小中コース 3教科(国・数・英) 8,228円 小1~中3
小中コース 5教科(国・数・理・社・英) 10,428円 小1~中3
中高コース 3教科(国・数・英) 8,228円 中1~高3
中高コース 5教科(国・数・理・社・英) 10,428円 中1~高3
入会金
3教科・4教科コース:11,000円
5教科コース:7,700円

 

全体的に、進研ゼミが安いですね。
すららは入会金もあるので、やはり他社よりは若干高くなるようです。

親としては、安い方がありがたいですよね。
そして、楽しくゲーム感覚で勉強できると、飽きずに続けられるような気がします。
ですが、どんなに安くても、面白くても、続けられずにすぐにやめてしまったら、結局お金が無駄になってします。

私自身、『子どもが理解できるペース、理解できる学習内容・範囲か?』という、大事なことが抜けていたために、失敗してしまいました。

ナッツがスマイルゼミを続けられなかった理由は、「ついていけなかったから」
不登校で勉強がかなり遅れてしまっていた。
一度つまずいてしまうと、一気にやる気がなくなってしまう。
だから、わかるところまで戻れる「すらら」が一番合っていたんですね。

教材が子どもに合っているのか判断するのは、実際はなかなか難しい。
だから、申込みをする前に、「体験」しておくことをおすすめします

進研ゼミは「無料体験教材と資料」を請求できますし、スマイルゼミは「無料体験会」があったり、「教材の2週間無料お試し」があります。
すららは、ホームページから「無料web体験」の申込みができます。
申込みは、メールの入力だけでOKです。

すらら公式ホームページ

 

受験をこう乗り切った!

ナッツが中学校に通えたのは、1年生の4月と5月だけ。
勉強が大嫌いなので、家でもほとんど勉強をしませんでした。
このままでいいのだろうか?と焦る→スマイルゼミをやってみる→続かない。
中学校で習う範囲がわからないだけでなく、小学校で習ったことさえ忘れている状態

ナッツが受験した高校は、国・英・数の3教科の入学試験がありました。
不登校でも受け入れてくれる学校なので、中学1年生の範囲が理解できていれば大丈夫。だいたい出題範囲はこんな感じですというのが提示されていたので、救われました。
しかし、絶望的に勉強が遅れているので、もう出題範囲しか勉強しない!という作戦

数学は、ドリルのような問題集をひたすら解いて、忘れてしまっている部分を、すららで復習しました。
国語は漢字が出題されるということだったのですが、漢字なんてたくさんありすぎて、何が出るのかわからない。
そして何より、ナッツは漢字を覚えられないのです。
おそらく、小学校4年生頃までの漢字しか書けません…。

うさ母
うさ母
できないことに時間をかけるより、できることを伸ばそう

得意な英語で国語をカバーしようと、英語は基礎からしっかり勉強し直すことに。
すららで、中学1年生の最初から復習です。
学校の授業を受けないと、発音がわからない。
自習で文法はある程度理解できますが、「聞く」という学びができないんですよね。

すららで正しい発音を聞けるようになったことで、勉強意欲が高まったようです。

ナッツ
ナッツ
この単語って、こういう発音だったんだ~

アニメーションで、目から情報入ってくる。
音声で耳から情報が入ってくる。

教科書や問題集のような紙の勉強よりも、インプットされる速度は確実に上がっていきました

そして、勉強は必ず毎日やる。勉強する時間も決める。
習慣化してくると、「ああ、仕方ない。勉強の時間だ~」って、机に向かうようになりました。
ナッツは集中力が続かない上、気分のムラが激しい。
だから、やる気がある時は頑張って少し多めに進める。
できない時は、1つのレクチャーでいいから頑張る。
そんなふうにコツコツ進めていきました。

最後の最後で…

頑張っていたナッツですが、受験日の2週間前くらいから、だんだん不安が大きくなって、ふさぎこむようになりました。
布団から起き上がれない。食欲もない。誰かに見られているような気がする…。夜、何度も目が覚める。
心療内科を受診して、薬を処方してもらったのですが、どんどん鬱状態になっていく…。

もしかしたら、もう受験は無理かもしれない。
そんな考えが頭をよぎるようになりました。
試験当日は、布団から出てこないか、パニックになって試験を受けられないのではないか…。
だんだん私も気持ちが不安定になっていきました。

当日の朝は、布団からは出てきたものの
「行きたくない。行きたくない。全然答えられなかったらどうしよう。」
「できなくたって、いいんだよ。わかるところだけ書けばいいよ」

今までやってきたプリントをひとまとめにしてクリップで留めて、持たせました。
すごく分厚くて重くて、余計な荷物になってしまうんですけど、今まで頑張ってきたことを感じて欲しかった。

試験中、
パニックになっているんじゃないか?
緊張して名前を書くのを忘れるんじゃないか?
ナッツを信じつつも、不安が消えませんでした。

試験が終わって戻ってきたナッツは、
「わからない問題が何問かあったけど、それ以外は全部書いてきたよ!」
「名前もちゃんと書いたよ!」
疲れ切っていたけど、笑顔

「頑張ったね!本当に頑張ったね。」
涙が出てきました。

緊張や不安に押しつぶされそうになりながらも、踏ん張れたのは…。
ちょっとずつだけど、毎日コツコツ勉強した。
毎日すららを続けて、英語に自信がついた。
そういう小さいひとつひとつのことが、最後に力を与えてくれたのではないかと思っています!

もし、悩んでいたり、いろいろ迷っている方がいたら、
『とりあえず、試してみよう。行動してみよう』と伝えたいです。

もしかしたら、失敗するかもしれないし、遠回りになるかもしれない。
だけど、失敗したら別の方法を考えればいいし、失敗から学べることもあります。

娘のことで悩んで、前に進めなくなった時期がありました。
でも、何もしないままだと、状況は変わらないです。
いつもと違うことをやってみる。誰かと会ってみる。新しいことを試してみる。
そんなにすごいことでなくていいから、まずは動いてみることで、必ず何かが変わっていくはずです。

すらら公式ホームページ
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